WBCでダルビッシュ選手や大谷翔平選手とともに日の丸を背負う佐々木朗希選手。
21歳という若さでありながら令和の怪物と呼ばれ、しかもイケメンな顔立ちでとても人気ですよね。
まだ若くて順風満帆な人生を送っているように見える佐々木朗希さんですが、実は12年前の東日本大震災の津波で父親を亡くされています。
今の佐々木朗希さんの姿では、野球以外の苦労があるなんて考えられませんよね?
今回はその後の波乱万丈な生い立ちを詳しくお話していきますね。
佐々木朗希のプロフィール
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それでは、佐々木朗希さんのプロフィールを見ていきましょう。
| 名前 | 佐々木 朗希(ささき ろうき) |
| 生年月日 | 2001年11月3日 |
| 年齢 | 21歳 |
| 身長 | 192㎝ |
| 体重 | 92㎏ |
| 所属球団 | 千葉ロッテマリーンズ |
佐々木朗希さんはまだ21歳!!
野球を始めたのは小学3年生の時で、地元の野球クラブに入っていた兄の影響で同じチームに入部します。
練習は兄や父親とされていたそうです。
佐々木朗希さんの野球人生の始まりはここからだったんですね☆
小学生の佐々木朗希
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今年度の年俸は、過去の同じ時期の大谷翔平さんを超えています。
ドラフトも1位指名で球団に入る前から実力が認められていたなんてすごい!!
3人兄弟で名前は兄が琉希(りゅうき)・弟が怜希(れいき)です。
佐々木朗希の父親は東日本大震災の津波被害で亡くなった
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佐々木朗希さんの父親が津波で亡くなった事についてお話しますね。
津波が発生した時の佐々木家の状況
佐々木朗希さんは岩手県陸前高田市出身です。
陸前高田市と言えば、東日本大震災で大津波に襲われた町ですね…。
当時佐々木朗希さんは9歳で小学4年生。
津波発生時佐々木朗希さんは学校にいたので兄弟3人で逃げ避難したそうです。
母親の陽子さんは仕事で隣町の大船渡町にいましたが、浸水の為なかなか帰れず、朗希さん達と会えたのは次の日だったそうです。
一夜を子供達だけで過ごした兄弟がどんなに心細かったか…。
実家が海の近くにあったので家も流されてしまい、家族も住む所も失った家族は悲しみでしばらく立ち直れなかったそうです。
父親と祖母の遺体は見つかっていますが、祖父は未だに行方不明のままです。
9歳にしてあまりに多くの物を失っていますね…。
幼い子供を3人、女手一つで育ててきた母親もかなり苦労されたのだろうと思います…。
佐々木朗希の父親(功太さん)は誰もが認める太陽のような人
佐々木朗希さんの父親の名前は功太さんと言います。
夏祭りでは町内会を率先して盛り上げ、みんなを引っ張るリーダー的存在でした。
誰にでも好かれる性格で地元では佐々木朗希さんの事を『あの功太の真ん中の息子』と認知している方も多いのだそうです。
そんな気さくで行動力ある父親の背中も見ていた佐々木朗希さんも「地元に貢献したい」という気持ちが強くなりました。
そして偉大な父親を亡くしてからは佐々木朗希さんの兄・琉希さんが自然と父親の代わりを担うようになっていきました。
躾の部分ではかなり厳しく弟達に接したそうです。
まだ子供なのに…なんて素晴らしいお兄さんや…。
震災の後は母親の親戚の家・大船渡市赤崎町へ引っ越す
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住む家が亡くなってしまった佐々木家は、しばらくは老人ホームでの避難所生活でした。
その後母親の親戚がいる大船渡市赤崎町へ引っ越します。
そこでも野球は続けていましたが、練習場の猪川小の校庭に仮設住宅が建設されていたので練習するスペースの確保ができなかったそうです。
保護者や支援者の協力を経て、近隣の運動施設への送迎や練習試合への招待などを受けていました。
当時は生活するのに精いっぱいで子供達がスポーツするにも大変だったのでしょう…。
それでも野球をやりたいと言う気持ちが強く行動し続けたからこそ、今こうしてプロ野球選手として活躍されているのでしょうね。
高校は県外からも多く声がかかるも県立大船渡高校へ進学!
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高校進学の時期になると県内外から多く声がかかるほどの有名選手になっていました。
しかし「地元で甲子園を目指したい」という気持ちから、県立大船渡高校へ進学します。
1年の頃から試合に出場した佐々木朗希選手は大会を重ねるごとに圧倒的存在感を出し、大船渡高校が出場する試合は観客が殺到する事態となっていました。
3年の甲子園をかけた決勝では、監督が佐々木朗希さんの故障予防を理由に試合には出さず、チームも敗退となり高校に苦情が殺到…。
当時この事はニュースでも取り扱われ、評論家や野球関係者の間でも大きな話題となりました。
高校生でこの影響力の大きさはすごいですよね。
そこからはドラフト1位指名で、現在の千葉ロッテマリーンズに入団です。
津波で被災した事により野球の練習もままならない環境でこんなにビッグ選手に成長したのは、本人の努力はもちろん、周りの人に恵まれていたからなんですね。
まとめ
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佐々木朗希さんの父親が津波で亡くなっている事や、その後の波乱万丈人生についてお伝えしました。
小学3年生で父親と祖父母を亡くし、母親と兄弟でここまで頑張ってきた佐々木朗希さん。
21歳にして侍ジャパンの代表選手にも選ばれ、父親もとっても喜んでいる事と思います。
これからの活躍も期待したいですね。
